食の向こう側開高健が食をテーマに書いたエッセイを、いろいろなところから寄せ集めてきたもの。『食後の花束』『小説家のメニュー』などが使われているようだ。
テーマは3つ。戦時下の貧しい食生活、酒、珍味奇食である。いずれも開高健の本質をついた切り口であり、また文章も精選されており、素晴らしい。
開高健の「食」について、一冊で知りたいと思ったら、これ以上の本はないだろう。また、すれっからしのファンでも、それなりに楽しめる内容に仕上がっている。
しかし、個人的には、こうした切り張りでつくった本というのは、許せない気がする。
理想的な知的田舎生活雑誌への投稿文主体なので
本中で繰り返される同じ内容が多いのが難点といえば難点。
内容的には勉強になること、
共感を得られる部分が多かったと思います。
人工林の話・植樹では無く間伐が必要
という話もよく理解できました。
著者が見聞したインドネシアやマレーシア・シンガポールを
中心とした東南アジア発エコの話題にははっとさせられます。
農業でもっと儲かろう
安い海外産に対抗できるような
コストダウンを図ろうという意思が
あっても良いのかなと思いました。
ただ元々大量生産に適した土地では無く、
環境保全が目的の大きな部分を占めるので、
仕方の無いことかもしれません。
マクロ分析の参考になるも序盤のマクロ指標、生産や在庫に関しての考え方や中ごろのセクターの循環についての統計は
なかなかためになったが個別銘柄を選び出す段階になるとあれ?と思うようなところも。
最初のほうは過去の統計から相関やどのぐらい有利なのか数字をもって示していたが、だんだんと検証されてない理論が増えてくる。
本当に株価の伸び率で有利なのか、どれぐらい有利なのかを調べてほしかった。根拠のない優位性を積み重ねているのでは
主観で選ぶアプローチに過ぎないのではないか。
後半はバリューや現代ポートフォリオの一般的な解説がちょろっと書いてあり、最後にマクロ指標の説明。さほど目新しくも面白くもない。ページ埋め。
こういう系統の本で日本市場のデータで検証しているものは非常に少ないのでマクロ分析のエッセンスやアイデアを吸収する手始めとしてはそれなりにお勧め。
ただまぁはっきりいって面白くはない。勉強とは大抵そうしたもんだが。